出版あれこれ２：本は書くより作るより、載る方が難しい。

■本を出してる人はそこそこいます。
著者の数だけいます。
本を作る人も、探せば結構、います。
出版社なんて作る人の巣窟だし、編集プロダクションとかフリーの編集者も結構多いですよ。
ですが、本に載る（つまり誰かに取り上げられる人、取り上げたくなる人、そして取り上げるほど信頼される人）はそうそういません。
だって、載せるだけの価値が無いと難しいし、それなり以上のレベルじゃないと書いた後に仮面が剥がれたり、不祥事が発覚したら大変です。
責任問題ですからね。
つまり、本に載ることはかなりハードルが高く、実は一番貴重。
だから本を出したいと言う人には「まずは本に載るレベルの人になれ！」といつも言っています。
そこを磨くことが、
本に載る
↓
人が関心を持つ
↓
本を読みたい
↓
本が出る
という流れを生みます。
それこそが一番大切なことなのです。

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