中山マコトコピーライティング起業術
■尖ってますか~?
昨日の代官山セミナー。
大盛況で終えることが出来ました。
本当にありがとうございました。
お誕生日のお祝いもしていただき二重の感激。
(実は昨日が僕の誕生日だったんです)
で、そのセミナーで僕が徹底的に強調したこと。
それは・・・先鋭化して下さい。
つまり尖れと言う事です。
尖れというのは何も、ただツンツンした状態を創れと言う事ではありません。
自らをクッキリと見せるために、余計な要素を省き、
必要なコトだけを見せると言う意味です。
それこそが、
●ライバルと違って見え、
●結果、選んでもらうこと
につながる、とても重要な要素だからです。
でね、ある女性税理士がいます。
名前を小澤幸子と言います。
彼女は正真正銘の税理士です。
困難な試験をくぐり抜けて資格を手にしたのですから、
数字にも、計算にも、もちろん税金にも精通しているわけです。
ですが彼女が掲げるキャッチフレーズは、
”数字が苦手な税理士”
です。
ね?これだけでピン!と尖るでしょ。
お~と感じるでしょ?
では彼女は何が得意なのか?と言えば・・・
”聞き役!”
経営者の気持ちに寄り添い、相手が語りたいことをしっかりと受け止める。
これが実は経営者が一番欲しいモノです。
経営者は得てして孤独です。
だからこそ、じっくりと損得抜きでハナシを聞き、
耳を傾けてくれる存在には心を許すんです。
でも一般に税理士さんは税金処理の事しか話しません。
とれってつまりは売り込みであり、宣伝です。
そんなハナシ、あんまり聞きたい人っていません。
だからそうでない付き合いの出来る幸子さんが重用される。
結果、幸子さんの元には、税務関係の仕事が入ってくる。
そういうコトです。
自分が出来る事、やりたい事を語ると言うのは、
同じ資格を持つ人と、まったく同じ土俵に上がることです。
これでは毎日が戦いの日々です。
周囲はライバルだらけです。
ですが幸子さんはそれをせず、違った土俵に立っています。
だからこそ、戦いの無い、いわばブルーオーシャンを築いているんです。