中山マコトコピーライティング起業術
■船出。
「あんたと食事に行くと、メシが不味くなる!」
以前、妻バーバラに言われました。
確かに店のスタッフがなんかしでかすとブツブツ。
料理の出が遅いとブツブツ。
素敵な対応をされるとそれはそれで、
「ねねねね。今のすんばらしいよね?」
と騒ぐ。
確かにね、一緒に食事に行くと面倒くさい男ですよ、僕は。
でもね、そうして蓄えた”体験”とか、”感情の動き”、そして”感性”。
やっぱり役に立ちました。
そう・・・・
そうした諸々がすべてまとまって・・・・
”ありがとうの育て方。”
と言う一冊の本に結実したんです。
http://tinyurl.com/bgn4alo
この本に登場するエピソードのひとつを最初に書いたのは、
かれこれ4年前です。
つまりこの本は、4年の歳月を要して書かれたものと言っても良いです。
やっと出せた。やっと読んでもらえる。
しばらく前、多分2年くらい前かな?
ある出版社の編集さんに、当時書き上がっていた部分の原稿を見せました。
編集会議にはかけてくれたようでしたが、でも、
「サービスものは売れないから・・・」
と言う理由で、一刀両断、却下されました。
別の会社の編集さんに話した時は、
「うちはリッツとか老舗旅館の本を出してますからね~」
と、やんわり断られました。
でもね、僕は思うんです。
リッツとか老舗旅館の本を読んだ店、会社、ホテル・旅館・・・・
良くなってますか?って。
本を読んだ店、会社、ホテル・旅館の接遇とかサービス・・・。
格段に向上してますか?って。
リッツにいた人や、老舗旅館の女将の講演を聴いた人達の会社とか店・・・・
世の中をよくしてますか?って。
僕にはどうしてもそうは見えない。
まったく見えない。
逆に、真似出来ないストレスとか、
うまくいかないイライラを増やしているだけの様に見えてしまう。
それではダメなんだと思うよ。
だから・・・だから・・・・だから・・・・・・
やっとやとやっとやっと・・・この本を書きました。
僕の、4年間と言う時間。
そこで見たこと、聞いたこと、味わったこと、体感したこと・・・
全部、詰め込んでみました。
大した話しは出てきません。
驚天動地のサービスなんて登場しません。
でもそれが普通。
それが当たり前。
僕達が出来る事なんて、たかが知れてる。
その、たかが知れてる事を積み上げる事こそがサービスとか接遇の本質です。
一発逆転、満塁ホームランみたいなサービスは無い。あり得ない。
世界中が涙した物語は、すぐにみんな忘れてしまう。
でもね、あなたの足元にある、落ちている、ちょっとした”ありがとう”は、時空を、時代を超えて、人の心に””小さなありがとう”を育て続ける。
それが僕が書きたかったことのすべて。
今週、8日と9日の2日間。
インターネット書店のAmazonを使って本を購入して下さった方に、
特典を進呈するキャンペーンをやります。
その告知も、明日あたりになるだろうけど、このメルマガでやります。
その前に、キャンペーンに協力していただける方は、
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登録してくれた方にも、登録特典がつきます。
さて、この本がどんな風に世の中に評価されるのか?
それはまだまだこれからです。
が、賽(さい)は投げられた。
リッツ、ディズニーランド、老舗の旅館・・・
勝負です。
待ってて下さい。