コロナ(もどき)騒動日記。
ここ2週間ほどで僕の身に起こった「ヘトヘト」な出来事について記しておこうと思う。
ある時期からおへその下部分(腸の辺り)が少し痛み始めました。
が、大した痛みではなく、普通にご飯を食べていました。
僕は随分以前に、十二指腸潰瘍をやっています。
これは僕自身、まるで自覚がないままにそうなっていたもので、健康診断でレントゲンを撮った際に、お医者さんから「あなた十二指腸潰瘍やってるねぇ、もう治っちゃってるけど」と言われ気づいたものです。
以降、飲みすぎや食べ過ぎると時々、その辺りが痛んだりはしましたが、市販の痛み止めで早々に治る、と言う状態でした。
が、今回のはちょっと様相が異なり、3日経っても4日経っても痛みは軽減しません。
食事はできるんです、普通に。
でも、痛みが治まらない。
「どうしちゃったのかな?」と思っていました。
が、5日目くらいに突然37.9度の発熱。
え?
これ、ひょっとしたらコロナの病状なのか?ってことで、近所のクリニックに連絡を入れ、PCR検査をしました。
検査は簡単で、問診票に発熱に加え「腹痛」と書いたので、解熱剤、とんぷくを処方してもらいました。
PCR検査2000円と少し。
薬代が500円程度でした。
PCRの結果はその日のうちに電話で知らせるということでしたが、夕方には電話が来て、結果が出て、陰性でした。
とりあえずコロナの心配はなくなった・・・とほっと胸を撫でおろしました。(実際には撫でていませんが)
が、処方薬を呑んでも、熱は37度辺りをうろうろ。
下がる気配が見えません。
これが金曜日のことです。
病院から戻ったころから下腹部に軽い差し込みが生じるようになり、下痢も始まりました。
薬を飲みながら熱も上がったり下がったり。
とは言っても37度前後で、38度に上がったりはしません。
調べてみると、コロナでお腹に来るケースはとても稀らしく、これは違うのかな~と言うことを思っていました。
が、3日経った月曜の夕方、また37.5度に。
あれ?本当にコロナじゃないのかしら?大丈夫?検査ミスなのでは?と、綾瀬はるかさんの顔が頭をよぎります。
ここで周囲のみんなも「本当はコロナなんじゃ?」と言う目で見ている気がしてきます。
完全に疑心暗鬼です。
ワクチンはちゃんと2度受けていますが、だからと言って感染しないと言うわけではない。
これはひょっとすると、ワクチンを打っていても感染する「ブレークスルー感染」で、先日の陰性も間違いだったのかも?となり、
別の病院にお腹の具合を見てもらいに行くことにしました。
その日は」もう病院も終わっていたので、翌日、別の病院を予約して向かいました。
この時点では、「ひょっとしたらブレークスルーやっちゃったかも?」と自分も思っています。
が、前日の夜とは違い、一夜明けると熱も下がり、お腹の痛みもかなり軽減していました。
病院で検温。
その時点で、すでに体温は36.6度に下がっていました。
で、診療を受けるんですが、医師の見立てでは、ウイルス性の腸炎で、すでに治りかけている・・・と。
エコーで診てみた結果も、内臓は元気できれいだし、腸の炎症も軽く残っているのみ。
治りかけだね・・・とのことでした。
無理を言って「肺も診てください」と言うとやって下さり「あ~きれいですよ~」と笑われました。
もちろんコロナでは無い、とのこと。
帰宅後、少しづつ腹痛も収まってきて、4日経った今、ほぼお腹の痛みも取れ、「もう少しかな?」と言うところです。
あと1~2日で落ち着くと思います。
とま~、こんな感じです。
コロナを疑われる側の気持ちが実によくわかる数日でした。
結局、ワクチンを打っていても感染の可能性はある。
だとしたら、ワクチン云々は無視して、これまで通り、徹底して自分で気を付けるしかない。
気を付けていても、いつうつされているか?は分からないのだから、周囲にうつさないように気を付けるしかない。
と言うことです。
コロナに罹るのはもちろん大変です。
が、今の状況だと、
■陰性と判断されても結局、判定ミスかもしれない!と疑われている気がする。
■ワクチンを打ったとしても、でも罹る可能性はあるんじゃん!と見られる。
■正式に「コロナじゃない!」とお墨付きを貰っても、どことなく距離を置かれる。
と言う周囲の目が厳しいのが一番きつかったです。
病院に行っても行かなくても、陰性の判定が出ようと出まいと、医者が「コロナじゃないよ」とお墨付きをくれようと・・・
結局、白い目で見られてしまう!
それがコロナの怖さです。
気を付けてくださいね。