中山マコトコピーライティング起業術
つい先日、ある結婚披露宴に招かれ、出掛けてきました。
その時、司会の男性の進行を見ながら、
「あ、心地よい・・」
と感じたんです。
理由は簡単。
司会っぽくなかったから。
そう、結婚式の司会ってあるパターンと言うか、
定型みたいなのがありますよね?
「新郎新婦のご入場で~~~~~~~~~す!」
みたいな。
無駄に盛り上げようとするとか・・・。
その男性の進行はそれでは無かった。
淡々と、でも、押さえるべき部分はキチンと押さえて・・・
実によい感じでした。
決して流暢で、上手ではないんだけれども、でも・・・・届く。
時々カンだりもするんだけど、そこがまた木訥でよい。
嫌らしくなく、ちゃんと迫る。
そんな感じでした。
で、僕が目指す”話し方”も、実はそれです。
僕自身、30才くらいまで、人前で話すとか、やったことありませんでした。
いえ、やる事になるなんて思ってもみませんでした。
が、ある事情で無理矢理、追い込まれました。
仕方なくやってみました。
もちろん何の経験も無い訳で、上手に話すなんて出来るハズもありません。
立て板に水どころか、”まな板にあんこ”です。
引っかかりっぱなしです。
でもね・・・・
届いたの。
ちゃんと評価して貰えました。
以降、人前で話すことが、とりあえず恐くは無くなりました。
講演とかセミナーを数限りなくこなすようになった今でも、
決して上手では無いです。
でもあの日の、初めて人前で話したあの瞬間の、
”伝える熱意”
だけは持ち続けているつもりです。