中山マコトコピーライティング起業術
■なぜ彼は、二つの名刺を持つのか?
僕が彼と初めて会ったとき、彼の名刺には、
“似顔絵名刺プランナー”
と言う肩書きが書かれていました。
僕は彼に言いました。
「一生、似顔絵名刺を作り続けて行くわけ?」
「いえいえ、それはイヤです!」
と彼。
でも、この名刺じゃ、似顔絵名刺を作りたい人しか寄って来ないじゃん!
と僕。
彼は相当、ショックを受けたようでした。
彼はその日のウチに、僕が主催する“ダイヤモンドプロジェクト”に、
参加しました。
(ダイヤモンドプロジェクトとは、
今のバリューマックスプログラムの前身に当たるモノです)
http://www.nakayama-makoto.com/max/
で、僕は彼と話をしました。
すると彼が、
「セミナーなど、人の集まる企画を立て、実施し、そこでの出会いを、
互いの成果に繋げていく!」
そんな仕事をやりたいんだと言うことが分かってきました。
数日後、僕は彼に、
“出会いと進化のマジシャン!”
と言うフレーズを提供しました。
・出会い=まさに、そういう出会いの場所・チャンスを提供する。
・進化=その出会いをそれだけで終わらせること無く、互いの進化と成長に繋げる。
・マジシャン=軽やかに、美しく・・・ギラギラせずに、それをやってのけるチカラ。
これが僕が彼にした説明でした。
そこから彼の快進撃が始まりました。
そのフレーズを背負い、名刺にも明記し、
積極的に活動するようになりました。
スイッチが入ったんでしょうね?
彼が仲良しの仲間達と手を携えて企画したセミナーは、
まさに伝説とも呼べる成果を連発します。
仙台と言う、ある意味、ビジネスセミナー不毛の地で、
あり得ない成功を連発します。
自らが勤務する会社に対し、
“仙台自由大学”と言う企画を提案し、実現させ、
毎週毎週、多くの参加者が集まる市民大学へと発展させました。
この仙台自由大学はマスコミにも評判を呼び、
メディアに取り上げられる回数も増えてきました。
そしてついに・・・
彼は、本を書く夢をも実現させました。
“2つの名刺を持ちましょう!”
http://tinyurl.com/a6jbc2h
と言うのがそのタイトル。
充実した内容の、まさに名著と呼べる、彼のエッセンスが詰まった本です。
彼の名前は後藤光正。
彼は今も、企画会社に身を置きながら、片側では自分のやりたいことを実現する、
“出会いと進化のマジシャン”
として活動をしています。
会社から貸与される名刺。
それをいじるのはなかなか出来ない、やりにくい事でしょう。
でも、もう一つ、別の、自分名刺を持つことなら誰でも出来る。
そしてそこには無限の可能性が潜んでいる。
彼はそれを証明してくれています。
たった一枚の名刺が一人の男の人生を、一気に変えてしまった。
まさにそういう事なんですよ。