中山マコトコピーライティング起業術
■名刺の配り方。
以前は会合などがあると、名刺を沢山持って出掛けました。
沢山の参加者が居るので名刺を沢山持ってきてくれと、
主催者からアナウンスがあるんです。
でも、殆(ほとん)ど減りませんでした。
だって、沢山の人が、いるにはいても、
”会いたかった人”
は、ほぼいませんでしたから。
ましてや僕にはまったく興味の無い仕事をしてる人や、
どっちかと言うと、いえ、ハッキリ言って、
”キライな仕事”
をしてる人とか、どう見ても、どう話してもキライなタイプが多かったんです。
渡すわけないですよね?
だって、なんだかんだと寄ってこられたら困りますから・・・。
ま、当時の会合は、そうした僕の嫌いな人の集まる場所だったんでしょうね?
アフィリエイトブームとか、商材販売ブームだったりしましたから・・。
だからいつも、相手の話を聞いた上で、結局は名刺を渡さずに終わっていました。
だから沢山・・・・余る。
最近は、名刺を最初から少ししか持って行きません。
じっくり話しを聞いて、「あ、この人とは繋がっていたいな!」、
と感じた人とだけしか交換をしません。
この”あ、この人とは繋がっていたい!”と言う感覚には二つの種類があります。
一つは、今すぐ、何かを一緒にやりたいと感じる人。
もっと一緒に居たいな!と感じる人。
これはなかなかいませんが、でもたまに出会うことがある。
1000人に一人くらいでしょうか?
で、もう一つが”Keep”。
ネット系の表現をすれば、”お気に入りに入れる”と言う感じです。
今すぐでは無いけれど、いずれ僕の方から連絡を取る可能性を感じる場合。
このケースも名刺交換をします。
で、それ以外は全部、帰ってから捨てます。
キレイさっぱり捨ててしまいます。
だって、”2度とこちらから連絡を取る可能性の無い人”の名刺を持っていても、
単なる無駄だからです。
だから最近の僕の名刺フォルダは全然中味が増えません。
ですがそれこそが正しい姿だと思うんです。
パンパンに膨れあがった名刺フォルダの殆どは、
”無為な紙の墓場”
でしかありません。