中山マコトコピーライティング起業術

■三年先の稽古

昨日、とても嬉しい事があった。

ある時期、僕の秘書をやってくれていた女性と食事をしたのだ。

当時彼女は、とても仕事の出来る人ではあったんだけど、
でも、フリーランスで生きていくことに半ば自信を失っていた。

根っからのサラリーマン向きな性格だったのだと思う。

でも僕は、彼女と色んな仕事をした。

もちろん僕の仕事を全面的に手伝ってくれているワケだから、僕のセミナーは聴き放題。

僕の知り合いとも会い放題。

僕の発想にも触れ放題。

僕の本も読み放題。

でも当時の彼女には、それがどんな意味を持ち、何に役立つことなのか?

さっぱり分からなかったと言う。

で、嬉しい事と言うのはここからだ。

彼女は今、サラリーマンをやっている。

幸運にも自分にピッタリの仕事が見つかり、実にはつらつとしていた。

プロジェクトの責任者として、とても頑張っている。

で、こう言うワケだ。

「あの頃、何気なく聴いていた話や、
何気なく耳に入って来ていた僕の発想が、今、そのまんま役に立っている。」
と。

そう、まさにそう言うことなのだと思う。

相撲の世界では“3年先の稽古”と言う言葉があるが、

“今の努力が、いつの時点でどう花開くかは、誰にも分からない!”

と言うこと。

でも、この彼女のように、突然、違う場を得て開花する事もあれば、
まったく思いもかけない場面でそうなる事もあるだろう。

もちろん中には花開く機会を得られないまま終える事もあるだろう。

でも、少なくともこの努力を放棄した人の元に、チャンスはやって来ない。

神様はそう甘くもないし、鷹揚でも無いのだ。

凡事徹底。

小さな事をコツコツと。

欲をかかず、いつか役に立つ機会があるかも?

くらいのチカラの入らない取り組みが実は重要だと言う事なのだと思う。

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