中山マコトコピーライティング起業術
■りりぃが教えてくれたこと。
『あなたは、本当に自分らしい仕事を続けていますか?』
昨日、ずっと関わっている吉開りりぃのデビューライブに行って来ました。
シンガーとしてデビューして以来、20年以上。
最初はオールディース系ライブハウスのゲストシンガーとして歌い、
100人を越えるようなお客さんの前で、
延べ30万人以上の前で歌い続けて来ました。
ライブハウスの歌姫と呼ばれ、初の女性バンマスもやりました。
ライブハウスを辞めてからは自らのバンドを率い、
歌える場所を求め、転々としました。
事件や事故は日常茶飯事。
よくもま~、これほどまで・・・と思えるほどの紆余曲折を経験しました。
そして、ある人との出会い。
これでやっと世に出ることが出来る。
そう思った瞬間、運命はまた彼女を翻弄します。
20代後半に起こった不幸な出来事も含め、
運命は彼女に、歌を歌うことをいつも邪魔するかの様でした。
でも彼女には歌しか無かった。
どんな逆境にあっても、歌を歌い、歌で語り、歌で届ける以外に、
出来る事は無かった。
その歌うチカラを支え続けてくれたのは、そう・・・・
「自分らしい歌を歌を歌うまでは、死んでも死にきれない!」
と言う熱い思いでした。
その熱い思いは、昨日、やっと、
”初のワンマンライブ”
というカタチで花開きました。
200人を超えるお客さんが彼女と一緒に歌い、無き、胸を枯らしました。
自分らしい歌を歌いたいと言う内なる思い。
自分らしい歌を聴いて欲しいと言う、発する思い。
その二つが相まって、彼女を長い間の忍従に耐えさせたのでしょう。
普通だったら自ら命を絶つしか無い。
そんな場面をいくつも乗り越え、這い上り、よじ登り、しがみつき・・・・
少なくとも彼女は、
”生きて歌い続ける”と言うロープから手を離さなかった。
それだからこその昨日です。
自分らしい歌を歌うまでは、死んでも死にきれない。
このままでは終われない。
その思いだけで、つかみ続けたロープ。
彼女はやっと立ったスタート地点から今、何を見ているのでしょうか?
僕の耳にはこんな声が聞こえてきます。
『あなたは、本当に自分らしい仕事を続けていますか?』
『本当に、掴みたいロープを、手を離さずに握り続けていますか?』