■“いつもお世話になっております。”を使ったらアウト!

今日は、僕の著作、”地雷語”から、
何も考えず定型文を使う事の怖さをお話しします。

え?いつもお世話になっております!って・・・、毎日使ってるぞ!

そう思いましたか?ひょっとしたらドキッとしました?

この、“いつもお世話になっております!”と言う言葉・・。

かなりの地雷語です。

この言葉に、電話とかメールで触れた瞬間、私の頭をよぎるのは、

”どうせ、誰にでも、同じ言葉を使ってるんだろうな?この人・・”と言う思いです。

つまり、工夫と言うか、オリジナリティが、全く感じられないんです。

何も考えずにこの言葉を使ってるし、
これを口に出してさえおけば無難だな!と言う“手抜き感”が透けて見えるんです。

手抜き!と見られて、良い関係などに向かうでしょうか?もちろんNOです。

私達は、選びます。

付き合う相手を必ず、何かの基準でもって選びます。

そして、その”選ぶための基準”は、
”他と違って見える事”
です。

世の中には、同じように見える会社、店、人、商品・・・が溢れています。

だから人は日々、選び続けなければいけないし選ぶ事に疲れている。

極論すれば私達の日々は、”選ぶ事の繰り返し”で成り立っているわけです。

なのに・・・なのにですよ!

敢えて、個性のない、“らしさ”の感じられない言葉を使ってどうするんですか?

誰もが言いそうな言葉。他との違いが一切感じられない言葉を使ってどうするつもりなんですか?

常套句、慣用句では人の気持ちなんて動かせませんよ!

例えばメールのタイトル!

この、相手への印象を一瞬で決めてしまうであろう、一行目に、
「いつもお世話になっております。」
みたいな、常套句を使ってどうするんですか?

お話しにならないでしょう?

これでは、”この人魅力あるな~!”とか、
”この会社、なかなかじゃないの?”みたいに選びようがない。

判断のしようがありません。

ではどうするか?どうすれば、
”違って見てもらい”
結果、
”選んで貰う事”
が出来るのか?といえば・・・・・。

”相手と自分だけしか分からないトピック”
を書くんです。

例えば、同じ打ち合わせや会議に出席した相手なら、
「この間の会議室、窓が無くて息苦しかったですね~」と書く。

一緒にランチをしたのなら、
「あのパスタ、値段の割にちゃんとしてましたよね?サラダも新鮮だったし・・・」
と書く。

要は、自分と相手が共有した事象、
言い換えれば、”その場に居た人同士しか分からない、2人だけの秘密”を書く。

この”共有感”こそが、
「お!ちゃんと自分を見てくれているな~!」
と言う印象に繋がり、一対一感を生み出すんです。

この一対一感=仲間意識がとても重要で、この一対一感を上手に使いこなすと、
関係は一気に深いものへと進みます。

あなたが仮に、好きな人を一生懸命に口説くとき、告白する際に、一般論を語りますか?
語らないですよね?

「あのお台場のレストランで、あなたと見た夜景!
僕にとって、一生の宝物です!」の様に、
当事者しか分からない言葉を使うはずなんです、必ず。

ビジネスも同じです。

すべての関係は、一対一からスタートするんです。
会社とか組織と言う、実は実態の無い“かたまり”ではなく、
すべてのスタートは一対一と言う、個対個の関係から始まるんですよ。

もう一度言います。

私達の日常は、選び選ばれ!の繰り返しです。

ビジネスで成功する人は、
”選ばれるチカラに優れた人”
です。

あなたは選ばれるための言葉を持っていますか?
選んで貰うための”違い”を伝えていますか?

選ばれ、自ら切り開くことこそが、あなたの責務です。
慣用句、常套句を捨て、オリジナルの言葉で勝負したとき、
あなたへの見る目は大きく変わること、請け合いですよ。