中山マコトコピーライティング起業術
■同じ本は2度と書かない。
フリーで働く!と決めたら読む本。
発売以来、いくつかの出版社さんから執筆の依頼が届きました。
これはこれでとっても嬉しい事です。
が、がです。
3社ともすべてお断りしました。
理由は簡単。
依頼の内容が、表現こそ違え、
「フリーで働く!と決めたら読む本。」のような本をウチでも書いてくれませんか?」
と言う趣旨だったからです。
「当社にはフリー向けの本が無いので、ぜひラインナップに加えたい!」
そんな内容です。
僕はこう回答しました。
「ご依頼は嬉しいのですが、同じ内容の本を2度書く必然性が僕にはありません。
1度書いたモノはそれですでに完結しています。
弊社にはフリー向けの本が無い!と言うお話しでしたが、
それはそちらの都合で有り、僕には関係の無い事です。
違うテーマでなら書かせていただくことはやぶさかではないですが、
ご検討いただけると嬉しいです。」
以降、明快な返事は来ていません。
普通ならこういうオファーにホイホイと飛びつき、
同じ内容を出版社を変えて垂れ流すと言う事もするのでしょうが、
それは自分の首を絞める行為でしか無いと思います。
少なくとも僕は自分のコンテンツを横流しはしないし、
焼き直しをする気持ちもありません。
仕事とは、”誇り”をカタチにする行為だと僕は思っています。
誇りを安く売り渡したとき、それは破滅への1歩です。
守るべきモノ、捨てても良いモノ。
その見極めが実に重要だと思うんです。