中山マコトコピーライティング起業術
■本当の”心機一転”とは?
年末になると、「来年は心機一転、頑張ります!」
みたいな言葉が飛び交います。
心がけを変え、習慣を変え、考え方を変えて、出直す。
そんな意味で使われる事がほとんどです。
が、この心機一転と言う言葉。
多くの人が意味と使い方を間違えています。
心機一転とは、内面を変える事ではありません。
内面を変えることも大事ですが、もっともっと重要なのは、
”どう見せるか?”
言い方を変えれば、
”見え方をどう変えるか?”
と言う事がすべてです。
いくら内面を変えてみても、それが人や周囲に伝わらなければ、
”変わったことにならない!”
これが結論です。
心機一転の”機”。
これは”機会の”機”です。
つまり、会った時、出会った瞬間のこと。
ここで変わって見えなければ、”心機一転”にはならないと言う事。
つまり、
「あの人、変わったよね~、良くなったよね~」
と言われるには、
”見え方を変える!”
しかないんです。
そうやって、気づいてもらう事こそが、
まさに心機一転を体現する事になるんです。
で、その”見え方を変える!”ための、最高の方法が、
”名前”とか”キャッチフレーズ”を変えることです。
いささか古い例で恐縮ですが、
”ブラジル出身、テクニシャンのプロレスラー”でしか無かった青年が、
”燃える闘魂”
と言うキャッチフレーズをつけただけで、まさに心機一転。
まるで違った人、違ったイメージになりました。
アントニオ猪木さんの成功は、
燃える闘魂と言うフレーズ無しにはあり得ませんでした。
そしてここが最も重要なんですが、
”燃える闘魂”
と言う言葉を自分につけた瞬間から、彼は、
”戦いから逃げられない自分”
になってしまいます。
そこから”異種格闘技戦”が始まり、本当の意味の、
”燃える格闘家”に変わっていったんです。
これが”本当の心機一転”の意味であり、価値です。
内面を、外に伝える。
伝わるからこそ、相手にそう見える。
見えるからそれに応えないといけなくなる。
このメカニズムなんですね。
さてでは、この”外から違って見える”ために、
最も分かりやすく、使いやすいモノってなんでしょうか?
そう、キャッチフレーズと肩書きです。
これが変わると、外からの見た目も変わり、自分の行動も変えざるを得ず、
結果、外部からの評価も変わる。
ここです。
ここが重要なんです。