中山マコトコピーライティング起業術
■猿に話しかけること。
あなたは猿、そうあの動物園にいる猿です、
に一生懸命話しかけたことがありますか?
無いですよね?普通。
いや、無いと思ってる。
でもね、それ、実はやってる人、結構多いです。
もちろん、この場合の”猿”と言うのは比喩、例え話です。
つまり、猿と言うのは”言葉の通じない相手”。
あなたが一生懸命話すことに対し、その意味も理解出来なければ、
言葉も分からない。
いや、それどころか聞こうとも、見ようともしていない相手の事です。
例えば広告。
いくらお金をかけて制作しようと、ピンと来ないものはこない。
そのピンと来ていない相手に、言い回しを変えて何度語っても、
それは永遠に届かない、カラ回りゲームでしかありません。
つまりは、使ったスタミナ、費用、時間・・・・。
すべて無駄。
どぶに捨てるのと同じ事です。
この、”実はドブに捨てる行為”をやってる人や会社、店・・・・
実に多いです。
ターゲット・・・・
つまり伝えるべき相手を間違えていては、どんな苦労も水の泡です。
言語が違うし、暮らし向きが違う。
闇夜でカラスに話しかけても、相手は”自分に言われてる”とは思わない。
この場合、言い回しをいくら変えても無駄です。
大事なのは、”相手を変える”こと。
猿やカラスではなく、言語の分かる”人”を相手にするべきです。
しかも、日本語で語るなら、日本語が分かる相手で無いといけない。
しかもその相手が理解出来る言葉。
物理学をまったく知らない相手に、
物理の専門用語をいくら語っても意味が無い。
そういう事です。
僕はこの、”猿に一生懸命語る”と言う場面を沢山見てきました。
そして通じないからと言って、ますますお金を投じ、
無駄なコミュニケーションを重ねている人も沢山見てきました。
止めましょう、その無駄。
捨てましょう、その間の抜けた努力。
言い換えれば、その、間の抜けた、意味の無い努力を回避するだけで、
あなたのビジネスはかなりの確率でうまく回るし、
経済効果すら生まれてくる。
そういうことです。
63.