中山マコトコピーライティング起業術
■女子大生エミリの行動力!
今日は僕の初代アシスタント、エミリの事を書きましょう。
エミリ・・・珍しい名前ですが、本名は笑理と書きます。
彼女とは彼女が学生時代、モデルをやりながら早稲田にある、
某大学に通っている時に出会いました。
当時、僕が主宰していた写真撮影会のモデルでやってきたんです。
ま、その辺りの話しは良いとして、彼女はほどなく就活を始めました。
聡明で美人、学校では法律を専攻し、ハキハキと明快に会話できる。
そんな彼女が選んだのは某超大手の家電メーカーでした。
当時、世界的に評価の高かった技術に売り物のあるメーカー。
僕も一緒になって大喜びしたものです。
で、メインのお話しはここからです。
その家電メーカーに内定した翌日、エミリと会いました。
彼女は僕に、こう訊きました。
「次は何をすればいいですかね?」
僕はすかさず答えました。
「家電メーカーに入るのなら、先ずはお客さんを知る事。
販売の現場を知っておくと強いよ!」
彼女は納得した様でした。
で、翌日。
エミリから電話が来ました。
「有楽町のBカメラの販売員のバイト、決めました!」
そう、彼女は僕のアドバイスを聞き、その日のうちに募集状況を調べ、
翌日にはバイト先を決めてきたんです。
しかも、僕のアドヴァイス通り、販売の現場の仕事です。
AV(オーディオビジュアルコーナ)で接客をする仕事です。
商品知識など必要なコトを彼女はグングンと吸収し、
数ヶ月でフロアの売り上げNO1になりました。
特に、懇切丁寧、分かりやすい彼女の説明は、
高齢のお客さんの人気NO1だったらしいです。
これが行動力と言うものです。
必要と決めたら動く。
躊躇などと言う雑音は彼女の辞書にはありませんでした。
結局、卒業し、家電メーカーに入ってからの彼女は、
販売の現場でチカラを発揮し、会社でも重用され、素敵な旦那さんも見つかりました。
お腹が大きくなって久々に僕の前に現れたエミリを見て、僕の感慨もひとしおでした。
行動する事。
それは、”行動しようと思うこと”ではありません。
ましてや、”足踏み”などは論外です。
必要と思ったら、自ら考え、最適な対応を考え、実行に移し、実現するまで動く。
ここだけの話しですが、その家電品店にアルバイトを決めるまで、
彼女は数店の面接を受けています。
すんなり行ったワケではないんです。
行動する事。
そして達成する事。
彼女は学生時代からそれをやっていた。
誰でもが真似出来るようで、意外と出来ない事。
でもやらなければいけない事。
ぜひ意識してみて下さいね。