中山マコトコピーライティング起業術
■働く意味。
誉田哲也さんの”幸せの条件”と言う名作に、こんなフレーズが登場します。
ここから・・・・・
「大切なのは、誰かに必要とされることなんかじゃないんだ。
本当の意味で、自分に必要なのは何か・・・
それを自分で見極めることこそが、本当は大事なんだ。
俺が社長業を継いだのは親父が死んだからだが、俺がこれを続けているのは俺の意志だ。
俺はガラスをいじくって人様の役に立って、そうやって生きていく事を選んだんだよ。
他でもね~、この俺が、片山製作所の社長と言うポストを必要としてるんだ。
それを守るためなら努力は惜しまない。
死ぬまで身を粉にして働く。
そういう事なんだよ。」
ここまで・・・・・
やられました。
更に、こう続きます。
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「この会社がお前を必要としなかったんじゃない!
それ以前に、お前が本当の意味でこの会社を必要としていなかったんだ!」
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働くと言う事、就職先を選ぶと言う事。
その真の意味をここまで端的に語る言葉に初めて触れました。
その場所を、自らが働くその場所を・・・・
自分自身がどこまで必要としているか?
生活のためで無く、見栄とか虚栄とかでも無く、義理や人情でも無く・・・
その場所を、自らが立つその場所を・・・
”あなた自身が、本当の意味で必要としているか?”
もう1度問いかけてみませんか?
働くと言う事は、自らを活かす事。
それに相応しい場所が果たしてどこなのか?
それは永遠に分かりません。
でも、それをいつも希求する気持ちを持ち続けなければ、
自らが求める場所になど出会えるはずも無い。
そう思います。
自分が本当の意味で必要としている場所と巡り会うこと。
その事を”人生”と呼ぶのかもしれませんね。