■【新宿とどの女将は、やっぱり素敵だった。】

今回は、facebookに書いたエピソードを、逆輸入的に紹介します。

新宿に、”とど”と言う大分料理の名店がある。

この店の女将の覚悟と信条は僕の最新作、
”ありがとうの育て方。”
に詳しく書いたので、興味のある方は是非とも読んで下さい。

で、つい先日。

2人でこのとどに行きました。

名物のりゅうきゅうとか薩摩揚げ、グリーンサラダをオーダし、
女将にサイン入りの”ありがとうの育て方。”を「これに書かせて貰ったよ~」と手渡した。

女将は本当に喜んでくれた。

「マコトさんがこんな本に書いてくれるなんて、本当に嬉しいわ~」と言ってくれた。

程なく、僕達のテーブルに、鍋料理のセットが運ばれてきた。

オーダした覚えの無い料理だ。

女将が来てこう言う。

「書いてくれたお礼に、珍しいアラの鍋をプレゼントするわ。」

そのアラの鍋は本当に本当においしくて、こっちこそ涙が出そうだった。

アラと言うのは本当に希少な魚で、そうしょっちゅう手に入るモノでは無い。

女将も本当に嬉しかったのだろうと思う。

で、料理とお酒、鍋をを心から楽しみ、〆に冷や汁を食べ、会計を頼むと、女将がこう言う。

「こんな、色んな人が読んでくれる本に書いてくれたんだもの。
今日は私からのサービス。
この本にうちの店載ってるのよ!そう言うだけで店の事が良く分かるじゃない!
どんどん使わせていただくわ・・・」

正直、通常の感覚だと2人で2万五千円くらいの金額だと思う。

僕は嬉しかった。

が、嬉しかったのは無料になったことでもアラ鍋を食べられた事でも無い。

僕が心から嬉しかったのは、女将がその価値を理解してくれていたからだ。

そう、まさに僕は、この本をお店のために活かしてもらうべく書いたのだ。

同じ、本に載っても、まったく活用しない店もある。

恥ずかしげにする店もある。

が、とどの女将は、堂々とこれをお客さんに見せる、読ませると言う。

いや、この本を通じて、自分の店をもっともっと知って貰いたいと言う。

まさにそれこそが自信であり、女将の「この店と共に生きる!」と言う覚悟だ。

僕の思いも、まさにそこにああるし、そうで無くては困る。

この本には、他にも多くの店や人が登場する。

しかし、反応はまちまち。

何の反応も無い人すらいる。

それを悪いことだと言うつもりも無い。

が、折角の機会だ。

ツールとして使ってくれれば良いのに?とは思う。

そのみんなが、もっともっと活用してくれたら・・・

楽しく、嬉しいのにな~と思う。

本に取り上げられると言う事は、それだけ特徴があり、尖っていると言う事。

もっともっと胸を張れば良いのだ。