中山マコトコピーライティング起業術
■捨てると言う事。
大好きな小説家、安藤祐介さんの小説、
”1000ヘクトパスカルの主人公”
に、こんなフレーズが登場します。
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今、僕がビールを飲んでいるとしましょう。
この瞬間、僕は他の選択肢を切り捨てています。
そうやって、一瞬一瞬、選び取ってきた積み重ねの上にある今。
それが自分です。
それは、自分探しの旅に出て、見つかるようなものではありません。
自分というのは、いつの間にかこうなっている、今、この瞬間のことなんじゃないか?
だから今の自分に、言い訳なんて出来ないんです。
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僕達は今、まさに今、この瞬間、
何かを”切り捨てながら”生きています。
日々日々、切り捨てながら生きている。
あなたが今、この僕の文章を読んでくれているとしたら・・・
それは、あなたが、他の事に時間を使うことを切り捨て、
この投稿を読むことを選び取ってくれたと言う事。
そう考えると、ハッキリ言って恐ろしくて、
投稿なんて出来なくなくなりそうでした。
でも、逆に、
”切り捨て合戦に勝利する事”が出来なければ、
それは僕の負けだと言うこと。
負けないために、選び取って貰えるように・・・・
これからも書いて行きたいと思います。
人には必ず”節目”があります。
それは好むと好まざるとに関わらず、必ずやってくる。
でもそれは、未来へと続く、一瞬一瞬のひとつ。
その積み重ねが、自分を作る。
そういう事だと思います。
これからもどうぞ、よろしくお願いいたします。