中山マコトコピーライティング起業術
◆本当に大事な事だけを語り尽くしました。
あなたがコンパクトデジカメを買おうと店に行きました。
で、販売員に相談した・・・と。
するとその販売員は、画素数のことしか言いません。
画素数が多いと、質の良い素晴らしい作品が撮れますよ!と。
画素数が多いから上級のデジカメで、だから質の良い写真が撮れる・・。
いくら聞いても、あなたにはピンと来ません。
そりゃそうです。
そんなコンパクトデジカメを使って、作品を撮ろうなどとは思ってもいないからです。
で、あなたは別の店に行きます。
その店の販売員はまずこう訊いてきました。
「主に、どんな写真を撮られるのですか?」
あなたは、こう答えます。
「レストランの料理とか、自宅で猫ちゃんの写真かな?」
販売員はこう言います。
でしたら、この”ISO感度が12800”まである、明るいカメラがいいですね。
猫ちゃんも結構動き回るので、明るいカメラだと、多少は暗い室内でもブレずに撮れますよ!」
あなたはソッコーでそのカメラに決め、販売員は約30000円を売り上げる。
あなた自身も、レストランの料理とか猫の写真が上手に撮れ、大満足。
みんなが幸せになれるんです。
この最初の店の販売員を笑うことは簡単です。
でも実は、この販売員の様な間違いを犯しているケース、枚挙にいとまがありません。
肝心な事は、
”自分が知ってる事を語る!”とか”自分が言いたい事を言う”と言うのではなく、
”お客さんが知りたい事を察知し、それを分かりやすく解説してあげる事”です。
そしてその事を、カスタマーフォーカスとか、顧客目線と呼ぶんです。
これ・・・・とっても重要でしょ?