中山マコトコピーライティング起業術
■名刺、何種類持っていますか?
よく、
「自分の事を人に伝えるのが苦手です!」
と言う人に会います。
で、その”苦手”には大きく分けて二つの種類があります。
(もちろん口下手とか上がり症と言うのもあるでしょうが、
それは僕の守備範囲ではないのでここでは省きます)
で、ひとつは、
”本当に売り物とか特徴が無いケース”
これはもう、その”売り物”を見つけるしかない!作るしかない!
僕が個人相手のプログラムで腕を振るえる部分です。
これまでも、沢山の人に対し、強みを暴き出し、売り物にしてきました。
で、もうひとつの種類。
それは・・・
”売り物が沢山ある”
と言う場合。
あるいは本人がそう思っている。
あるいは、本人が絞りきれない場合。
いくつもの”貌(かお)”をアピールしたいんですね。
今、使っている名刺ではその”売り物”がうまく伝わらないという。
それはそうです。
売り物だと思ってる事と、名刺に書いてる内容が合って無いんですから・・
でね、そんな人に対して僕は、こんなアドヴァイスをします。
「会う相手によって、名刺の内容を変えてごらん!」
と。
最初は誰もが、”え?”と言う顔をします。
でも、すぐに納得する。
実際僕も、広告代理店マンと会うときは、”コピーの専門家”として。
食品メーカーの人と会うときは、”食品販促のプロ”として。
小売系の人と会うときは、”PОPの専門家”として。
要は、相手が興味を持つ”貌”で会うわけです。
名刺をその都度作り変え、使い分けています。
このやり方。
実に絶大な成果を齎(もたら)してくれました。
でも、普通はなかなかこうした発想って持てないものらしいです。
みんな・・・・ビックリします。
でね、ここが肝心なんだけど、この方法。
僕の本に書いてあります。
千数百円の本に、ちゃsんと書いてある。
どの本か?はここでは言いませんが、ちゃんと書いてある。
で、先ほど話した、”表現ができない”と言う人達。
みんな、僕の本を読んでくれてるって言うんです。
「中山さんの本は、全部読んでます!」って。
でも、こんな肝心な部分を活かしてくれていない。
読んで無いのと一緒じゃん!
勿体無いと言うか、正直、あ~あ!です。
こんな読み方しかして無いんじゃ、いつまで経ってもらちが開かないし、
進歩も無いですよ。
本は読まれるために生まれてくるのだし、読んでもらってこそ、
生まれた意味がある。
僕もそんな思いを込めて一字一句、書いています。